外壁塗装の見積もりを取ったとき、「この工期は適切なの?」「3回塗りの間隔が短すぎないか心配」と不安になったことはありませんか?
実際に、適切な乾燥時間を守らずに施工された外壁塗装では、わずか数年で塗膜が剥がれたり色ムラが発生したりするトラブルが後を絶ちません。
結論からいえば、外壁塗装の3回塗りの適切な間隔は天候や気温によっても変動しますが、基本的には3時間~6時間です。
本記事では、外壁塗装の3回塗り間隔について、塗料別の具体的な乾燥時間から悪徳業者の見分け方まで詳しく解説します。
この記事を読むことで、業者の提案内容を正しく判断し、信頼できる業者を選ぶための知識が身につくでしょう。
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外壁塗装3回塗りの適切な間隔は3時間~6時間が基本
3回塗りの各工程間では、最低3〜6時間の乾燥時間を確保するのが基本です。これは塗料が完全に乾燥し、次の塗装との密着性を高めるために必要な時間です。
春や秋は3〜4時間、冬場は気温・湿度の影響で6時間以上必要になるケースもあります。
夏場は2〜3時間で乾くこともありますが、急激な乾燥によるトラブルを避けるため、気候に合わせた調整が重要です。
塗料メーカーの施工要領書に従うことが、トラブルを防ぐ最も確実な方法といえるでしょう。
外壁塗装3回塗りの間隔を守らないと起こるトラブル
乾燥時間を無視した施工は、後々深刻なトラブルを引き起こします。以下に代表的な例を紹介します。
- 乾燥時間が短すぎると塗膜剥離や色ムラが発生する
- 間隔が長すぎると密着不良が起こる
- 乾燥不良による塗装の早期劣化が起こる
これらの問題は施工直後には気づきにくく、数か月から数年後に表面化するため、適切な乾燥時間の確保が重要です。
本章で、外壁塗装における間隔の重要性を理解しておきましょう。
乾燥時間が短すぎると塗膜剥離や色ムラが発生する
塗料が十分に乾かないまま次の工程に進むと、密着不良による塗膜の膨れや剥がれが起こります。
これは下塗りや中塗りに含まれる溶剤や水分が揮発しきれずに閉じ込められることで発生する現象です。
見た目には問題がなくても、数か月から1年ほどで色ムラや光沢の不具合が表面化します。
特に外壁の広範囲に施工不良がある場合、修復には大きな手間と費用がかかるため、初期の乾燥管理が肝心です。
また、色ムラや光沢不良の原因にもなります。乾燥不十分なまま次の塗装に進むのは避けるべきといえるでしょう。
間隔が長すぎると密着不良が起こる
塗装間隔が長く空いてしまうと、塗膜表面にホコリや油分、塩分などの汚染物質が付着します。
この状態で上塗りを行っても塗料がしっかり密着せず、剥がれや浮きが起きる恐れがあります。
特に海沿いの鎌倉・藤沢・逗子などの地域では、空気中の塩分が塗装面に付着しやすいため、1週間以上空ける施工は避けるべきです。
とくに鎌倉・藤沢・逗子など海沿いの地域では、塩分の影響で不具合が出やすくなります。
乾燥不良による塗装の早期劣化が起こる
本来10年以上もつはずの塗膜が、乾燥不良の影響でわずか3〜5年で劣化するケースがあります。
原因は、乾燥が不十分なまま次工程へ進んでしまい、塗膜が脆弱になることです。
結果として、チョーキング(粉化現象)や色あせ、ひび割れといった症状が早期に発生し、外壁の保護機能が失われてしまいます。
再塗装のコストだけでなく、建物そのものへのダメージも招きかねません。
外線や雨水の影響で塗膜が劣化しやすくなり、チョーキングや色あせの進行が早まります。再塗装の費用負担を避けるためにも、外壁塗装における間隔管理は必須です。
【各工程別】外壁塗装の乾燥時間の目安
外壁塗装の各工程における乾燥時間は、下塗り塗料の種類や上塗り塗料のグレードによって大きく異なります。また、季節や天候条件に応じた調整が不可欠です。
とくに湘南地域では海風の影響により、標準的な乾燥時間より長めに設定することが品質確保の鍵となります。
本章で各工程ごとの乾燥時間の目安を把握しましょう。
下塗りから中塗りまでの乾燥時間の目安
下塗りの種類 | 乾燥時間の目安 | 特徴 |
---|---|---|
シーラー系 | 3〜4時間 | 薄く乾きやすい。塗料の密着性を高める |
フィラー系 | 4〜6時間 | 厚みがあり、凹凸を埋める目的で使用される |
微弾性フィラー | 6〜8時間 | 厚塗りタイプでひび割れに対応 |
下塗りには、外壁材と上塗り塗料をしっかり密着させる役割があります。
使用する材料によって乾燥時間は異なり、薄膜タイプのシーラーなら短時間で乾きますが、厚膜のフィラー系は時間がかかります。
とくに微弾性フィラーは乾燥に時間が必要です。
工程を急ぎすぎず、素材ごとの特性に応じた適切な乾燥時間を確保することが、美しい仕上がりと長持ちする塗膜につながります。
中塗りから上塗りまでの乾燥時間の目安
塗料の種類 | 乾燥時間の目安 | 特徴 |
---|---|---|
シリコン塗料 | 3〜4時間 | 一般的な住宅で最もよく使われる |
フッ素塗料 | 4〜6時間 | 高耐久タイプで乾燥に時間がかかる |
機能性塗料 | 要確認 | 製品によって大きく異なる(断熱・光触媒など) |
中塗りと上塗りでは、同じ塗料を使うケースが一般的ですが、それぞれの工程での乾燥時間を確保することが重要です。
シリコン塗料は乾燥が早く施工しやすい一方、フッ素や機能性塗料は成分が特殊なため、より長い乾燥時間が必要です。
十分に乾燥してから次の工程へ進むことで、塗膜の性能が最大限に引き出され、トラブルのリスクも抑えられます。
季節・天候による乾燥時間の目安
季節・気候条件 | 乾燥時間の目安 | 注意点 |
---|---|---|
春・秋 | 3〜4時間 | 乾燥に最適な気候 |
夏 | 2〜3時間 | 高温時は乾きやすいが急乾に注意 |
冬 | 6時間以上 | 気温5℃以下や湿度85%以上では延長が必要 |
雨後 | 最低24時間 | 外壁内部までしっかり乾燥させる必要がある |
乾燥時間は気温や湿度に大きく左右されます。
春や秋は気候が安定しており、乾燥時間の管理もしやすい季節です。一方、夏は乾きすぎによるひび割れ、冬は乾燥の遅れによる密着不良などに注意が必要です。
雨の直後も外壁内部が湿っている可能性があるため、見た目だけで判断せず、24時間以上の間隔を設けることが推奨されます。
外壁塗装3回塗りの適切な工期【1日で終わる?】
外壁塗装の3回塗りを1日で完了させることは物理的には可能ですが、品質面で重大なリスクを伴います。
適切な乾燥時間を確保するためには最短でも3日間、理想的には4-5日間の工期が必要です。
中塗りと上塗りの同日施工は条件次第で可能ですが、気候条件や塗料の特性を十分に考慮した判断が求められます。
3回塗りを1日で完了させるリスク・注意点
1日で3回塗りを完了させようとする施工は、乾燥時間を省略する「手抜き工事」のリスクが高いため注意が必要です。
各塗装工程の間に必要な乾燥時間を取らないまま次の工程に進むと、以下のようなトラブルが施工後数ヶ月〜1年以内に発生することがあります。
- 密着不良
- ふくれ
- 剥離
- 色ムラ
こうした施工は、工期を短縮して人件費を抑えたい業者に見られる傾向があります。
初期は見た目に問題がなくても、数ヶ月後に不具合が現れるケースも多いため、「1日で終わる」工事は原則避けるべきといえるでしょう。
中塗りと上塗りを同日に行えるケースもある
一部の条件下では、中塗りと上塗りを同日に施工することが可能な場合もあります。
たとえば、春や秋など気候が安定しており、速乾タイプの塗料を使用している場合には、午前に中塗り、午後に上塗りという流れが検討されることもあります。
ただしこの方法は、気温・湿度・塗料の乾燥特性を熟知したプロが、当日の状況を慎重に判断した上で行うものです。
冬季や梅雨時など乾燥が遅れる環境では、1日に2工程を詰め込むのは避けるべきといえるでしょう。
最も安全で確実な方法は、各工程を1日ずつ分けるスケジュールです。塗料本来の性能を最大限に発揮し、長持ちする塗膜を形成できます。
適切な施工スケジュールを確認する方法
適切な工期は、最低3日、理想は4〜5日間を見込むのが一般的です。1日目に下塗り、2日目に中塗り、3日目に上塗りというのが基本スケジュールです。
悪天候が予想される場合には、作業日をずらして対応することもあります。
なお、天候によるスケジュール変更は、追加費用がかからないケースが多いです。
施工前の打ち合わせで、予備日を含めた工期設定や、雨天時の対応方針を業者に確認しておくと安心です。
外壁塗装3回塗りの間隔を守らない業者を見抜くチェックポイント
外壁塗装で適切な間隔を守らない業者を見抜くためには、以下の4つのポイントをチェックしましょう。
- 見積書で確認する
- 業者に質問する
- 悪徳業者の典型的な言い訳を見抜く
悪徳業者は巧妙な言い訳で手抜き工事を正当化しようとするため、お客様自身が判断基準を持つことが重要です。事前の確認作業により、信頼できる業者と契約することで、品質の高い外壁塗装を実現できるでしょう。
見積書で確認する
見積書には工程別の日数記載があるかを必ず確認しましょう。信頼できる業者であれば、下塗り・中塗り・上塗りの各工程に何日かけるかが明記されています。
塗料名・メーカー名の明記も重要なポイントです。「シリコン塗料」「高級塗料」といった曖昧な表記ではなく、具体的な商品名まで記載されている見積書を求めることが大切です。
乾燥時間への言及があるかも確認すべき項目です。
適切な業者であれば、使用塗料の乾燥時間や天候による調整について説明があります。これらの記載がない場合は、手抜き工事の可能性もあるため注意が必要です
業者に直接質問する
乾燥時間の確認方法について、具体的な判断基準を質問しましょう。経験豊富な業者であれば、塗装面の触感や気候条件による判断方法を明確に説明してくれます。
雨天時の対応策も重要な質問項目です。雨が降った場合の作業中止判断や、雨後の施工再開までの時間について具体的な基準があるかを確認します。
使用塗料の施工要領書の提示を求めることも有効です。メーカーが定める正式な施工基準を提示できる業者は、適切な知識を持っていると判断できるでしょう。
外壁塗装を含む家のメンテナンスの業者選びは、以下の記事でも解説しています。
悪徳業者の典型的な言い訳を見抜く
「高性能塗料だから2回塗りでOK」という説明は典型的な詐欺文句です。どれほど高性能な塗料でも、3回塗りが外壁塗装の基本であることに変わりはありません。
「乾燥促進剤を使うから短縮可能」という言い訳も要注意です。乾燥促進剤は特殊な条件下でのみ使用される材料で、一般的な住宅塗装では使用しません。
「経験でわかるから問題ない」という曖昧な説明も危険信号です。適切な業者であれば、科学的根拠に基づいた説明ができるはずです。これらの言い訳を使う業者は避けることをおすすめします。
弊社「リズムペイント」では、雨漏り診断士や一級防水施工技能士などの専門資格を持つスタッフが在籍し、適切な3回塗り間隔を守った高品質な施工を行っております。適切な外壁塗装をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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適切な施工をしてくれる外壁塗装業者の選び方
外壁塗装で適切な間隔を守る業者を選ぶためには、以下のポイントが重要です。
- 地域の気候特性への対応力を確認する
- 地域密着業者のメリットを活用する
- 業者選定の具体的な基準で判断する
- 相見積もり時の比較ポイントで評価する
地域密着業者のメリットを活用し、具体的な判断基準を持って相見積もりを行いましょう。
地域の気候特性への対応力を確認する
海風・塩害への理解度と、湿度変化への対応経験の有無を確認することが重要です。鎌倉・藤沢・逗子などの海沿い地域では、塩分を含んだ空気が外壁に与える影響について深い知識が必要となります。
業者に対して、海風による乾燥時間への影響について具体的な説明を求めましょう。経験豊富な地域業者であれば、季節ごとの海風パターンや湿度変化について詳しく説明できるはずです。
過去の施工実績で、海沿い物件での対応事例があるかも重要な確認ポイントです。実際の経験に基づいた対応策を持っている業者を選ぶことで、地域特有の条件に適した施工を期待できるでしょう。
地域密着業者のメリットを活用する
気候条件の熟知により、その地域に最適な施工方法を提案してもらえます。長年地域で活動している業者は、季節ごとの気候パターンや適切な施工時期について豊富な知識を持っています。
アフターフォローの安心感も大きなメリット。何か問題が発生した際に、すぐに駆けつけてもらえる距離にあることは非常に心強いものです。
近隣事例の豊富さにより、実際の仕上がりを事前に確認できる場合もあります。同じような外壁材や立地条件での施工実績を見せてもらうことで、仕上がりイメージを具体的に把握できるでしょう。
藤沢市で外壁塗装に強い業者は以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
業者選定の具体的な基準で判断する
資格保有状況の確認として、一級塗装技能士や外壁診断士などの国家資格・民間資格の有無をチェックしましょう。これらの資格は、塗装に関する専門知識と技術力の証明となります。
地域での施工実績の確認も重要な判断材料です。創業年数や年間施工件数、地域内での口コミや評判について調べることで、信頼性を評価できます。
気候対応の説明能力も見極めるべきポイントです。湿度や気温による乾燥時間の調整方法について、具体的でわかりやすい説明ができる業者を選びましょう。
相見積もり時の比較ポイントで評価する
間隔に関する説明の詳しさを比較することで、業者の専門知識レベルを判断できます。各業者が乾燥時間についてどの程度詳細に説明するかを比較してみましょう。
工程スケジュールの合理性も重要な比較ポイントです。無理のない工期設定で、天候による延期も考慮したスケジュールを提案する業者が信頼できます。
雨天対応の具体策についても比較検討が必要です。雨が降った場合の作業中止判断や、雨後の施工再開基準について明確な説明がある業者を選ぶことで、品質の高い施工が期待できるでしょう。
弊社「リズムペイント」は、鎌倉市・藤沢市・逗子市を中心とした、外壁・屋根の塗装専門店です。海風や湿度変化に対応した適切な施工間隔の管理により、地域の気候条件に最適な外壁塗装を提供しております。「まずは点検から始めたい」「相見積りをとりたい」という方は、お気軽にご相談ください。
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まとめ|外壁塗装の3回塗りの間隔で失敗しないためにも適切な業者選びが大切
外壁塗装で最も重要なのは、適切な乾燥時間を確保することです。3-6時間の基本的な間隔を守らないと、せっかくの塗装工事が数年で台無しになってしまいます。
1日で3回塗りを完了する業者や、「高性能塗料だから2回塗りでOK」と説明する業者は避けましょう。信頼できる業者は、見積書に詳細な工程表を記載し、使用塗料の施工要領書も提示してくれます。
外壁塗装は、10年以上の長期間にわたって家を守る重要な工事です。目先の安さに惑わされず、適切な施工を行う業者を選ぶことが最も経済的で安心できる選択となります。
とくに海風の影響を受ける鎌倉・藤沢・逗子では、地域の気候特性を理解した専門業者への相談が重要です。
弊社「リズムペイント」では、適切な間隔を守った高品質な施工を提供しています。鎌倉・藤沢・逗子などの湘南エリアで外壁塗装を検討している方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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外壁塗装3回塗りの間隔に関するよくある質問
外壁塗装の3回塗りは必ず必要ですか?2回塗りではダメですか?
はい、3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)は外壁塗装の基本です。2回塗りでは塗膜の厚みが不足し、耐久性が大幅に低下します。「高性能塗料だから2回でOK」という業者は手抜き工事の可能性が高いので注意が必要です。
中塗りと上塗りを同じ日にやってもらったのですが、大丈夫でしょうか?
条件次第では問題ありません。午前中に中塗りを行い、適切な乾燥時間(3-6時間)を確保して午後に上塗りを行うケースもあります。ただし、気温や湿度によっては1日で2工程は危険な場合もあるため、施工業者に乾燥時間の確認をおすすめします。
雨が降った後は何時間空ければ塗装できますか?
雨が止んでから最低24時間は空ける必要があります。外壁表面だけでなく、材質内部の水分も完全に乾燥させることが重要です。湿度が高い日や海風の強い鎌倉・藤沢・逗子などの地域では、さらに時間を要する場合もあります。