片流れの屋根は後悔するって本当?雨漏りしやすい理由や失敗しないための対策をプロが解説

結論からお伝えすると、片流れ屋根は構造上雨漏りしやすく、後悔するリスクも決してゼロではありません。

ただし、デザイン性の高さやコスト面でのメリットも大きいのも事実です。片流れ屋根を採用する場合は、雨漏りが起きる仕組みを理解した上で、実績のある業者選びや定期的なメンテナンス計画を立てることをおすすめします。

本記事では、片流れ屋根で後悔するケースや雨漏りの対策法を詳しく解説します。

片流れ屋根の家にお住まいの方や、これから片流れ屋根の家を建てる予定がある方は、ぜひ参考にしてください。

リズムペイントでは、片流れ屋根に多い雨漏りトラブルやメンテナンスのご相談も無料で承っております。屋根のトラブルでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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石田 雄二

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目次

片流れ屋根で後悔につながる3つの原因


片流れ屋根で後悔する原因としては、以下の3つが挙げられます。

  • 雨漏りのリスクが高い
  • 台風などによる強風の影響を受けやすい
  • 換気性能が低くなりやすい

「別の屋根にすればよかった」と、後悔しないためにも、デメリットをおさえた上で片流れ屋根を採用するかどうかを検討しましょう。

雨漏りのリスクが高い

片流れ屋根を選んで後悔する原因として最も多いのが、他の屋根形状に比べて構造的に雨漏りリスクが高いという点です。

排水処理を担う雨樋を屋根のある1面にしか取り付けられず、一般的な切妻屋根よりも排水機能が劣ります。

また、屋根のない面は窓や外壁が風雨・日差しの影響を受けて劣化しやすく、傷んだ部分から雨水が侵入するリスクが高まります。

したがって、片流れ屋根で後悔しないためには、雨漏り対策の徹底が不可欠です。

台風などによる強風の影響を受けやすい

片流れ屋根は、他の種類の屋根に比べると強風の影響を受けやすい点もデメリットです。

たとえば、屋根が4面ある寄棟屋根の場合、各面で風による影響を分散できますが、片流れ屋根では1面のみで風を受けるため、負担が大きくなります。

そのため、強風で屋根材が剥がれてしまったり、落下・飛散したりしてしまう可能性があります。

特に風の影響を受けやすい棟部分は、棟板金の再固定などで定期的にメンテナンスを行いましょう。

換気性能が低くなりやすい

片流れ屋根の家は、空気の出入りする道が少ないことから、換気性が低くなりやすい点がデメリットです。

たとえば、一般的な切妻屋根の場合、2面の屋根下からそれぞれ空気が入り、棟(頂点)に向かって流れていきます。

一方、片流れ屋根は、空気の通り道が片側に偏りやすいのが特徴です。風通しが悪くなり、屋根裏などに湿気が溜まる原因となります。

片流れ屋根を施工する場合は、必要に応じて換気口の追加を検討すべきといえるでしょう。

リズムペイントでは屋根の修理・リフォームのご相談を無料で承っております。「片流れ屋根の雨漏りが心配」「自宅の換気性能を高めたい」といったお悩みもお気軽にご相談ください。

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片流れ屋根で雨漏りが発生しやすい理由

一方向にのみ傾斜が設けられている「片流れ屋根」は、シンプルな構造から一見雨漏りのリスクが低いように思われます。しかし、実際は以下の3点から雨漏りしやすい構造となっているのです。

  • 棟の部分から雨水が侵入しやすい
  • 雨樋が軒先の1ヶ所にしか設置されていない
  • 紫外線や風雨の影響で劣化しやすい

本章ではそれぞれの点について詳しく解説します。

棟の部分から雨水が侵入しやすい

片流れ屋根は棟(むね)部分から雨水が入りやすい構造になっています。

「棟」とは、屋根の頂点にあたる部分のことです。一般的な切妻屋根(三角屋根)のように屋根が2面以上ある場合、雨水は各面の屋根をつたって雨樋(あまどい)に落ち、地上へ流れていく仕組みになっています。

一方、片流れ屋根の場合、屋根のない部分には雨樋を設置できないため、通常よりも排水機能が劣る傾向があります。

したがって、棟部分で受けた雨水が滞って屋根材の隙間から屋根裏へ侵入し、結果として雨漏りに発展する可能性があるのです。

雨樋が軒先の1ヶ所にしか設置されていない

雨樋(あまどい)が1ヶ所にしか設置できない点も、片流れ屋根が雨漏りを誘発しやすい要因の一つと言えます。

雨樋とは、屋根から伝わる雨水を地面に流す、排水機能を持った設備です。軒先(屋根の下端)に設けられる「軒樋」と、壁面や柱に沿って縦方向に設けられる「竪樋(縦樋)」の2つで構成されています。

各面の屋根にある軒樋で受け止められた雨水が、竪樋を経由して地面または排水溝へ流れていく仕組みが特徴です。

屋根が1面しかない片流れ屋根においては、雨樋も1ヶ所にしか設置できないため、他の屋根のように雨水が分散されず一部分に集中します。

雨量によっては排水処理が追いつかず、雨樋自体の劣化も早くなることから、雨漏りに繋がることがあります。

片流れ屋根の雨樋は負担が集中しやすいため、定期的な清掃や、容量の大きな雨樋への交換が効果的です。リズムペイントでは雨漏り修理だけでなく雨樋交換等のリフォームも承っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

紫外線や風雨の影響で劣化しやすい

屋根の目的は風雨や紫外線などの自然環境から建物を保護することです。つまり、屋根が無い部分はこれらの影響を大きく受けやすいということになります。

片流れ屋根の家の場合、屋根の設けられていない部分は紫外線や風雨によるダメージをほぼ直接的に受けてしまいます。

そのため、外壁や窓部分の劣化が速まり、劣化部分からの雨漏りを引き起こす可能性があるのです。

片流れ屋根がおすすめな人の特徴

片流れ屋根がおすすめと言えるのは、以下の3つの特徴に当てはまる方です。

  • 建築費用を抑えたい人
  • 太陽光発電システムの導入を考えている人
  • 家のデザインにこだわりたい人

片流れ屋根は他の屋根にはないメリットもあります。本章を参考に、今一度片流れ屋根がご自身の希望に沿うものかご検討ください。

建築費用を抑えたい人

片流れ屋根の魅力の一つは、他の屋根に比べて施工費用を抑えやすいことです。

一般的に、屋根の形状は複雑であるほど工事費用が高くなります。片流れ屋根はシンプルな形状かつ1面の施工で済むため、費用を安く抑えやすいのがメリットです。

ただし、費用を抑えられるのはあくまで屋根部分である点に注意が必要です。

片流れ屋根にすることで外壁部分の面積が拡大するため、比較的高級な外壁材を使用する場合はトータルコストで高くなる可能性もあります。

全体的なバランスを見たうえで、片流れ屋根を導入するか慎重に検討しましょう。

太陽光発電システムの導入を考えている人

太陽光発電システムの導入を検討されている方は、片流れ屋根にすることを視野に入れても良いでしょう。

片流れ屋根は一方向に広く面積を取る形状のため、他の種類の屋根に比べて多く太陽光パネルを設置できます。また、屋根を南向きにすることでより効率的なエネルギーの確保も可能です。

住宅金融支援機構の調査によると、片流れ屋根の導入率は平成29年度の30.5%から令和5年度には41.5%となっており、増加傾向です。その一因として太陽光発電の普及が挙げられています。

「将来的には太陽光発電システムの導入を検討したい」という場合でも、片流れ屋根であれば柔軟な対応が可能です。

ただし、一部地域では「北側斜線制限」が設けられており、建物の高さによっては傾斜を北向きにせざるをないケースがあります。このような場合、十分なエネルギーを確保できず、太陽光発電の恩恵を受けにくくなるでしょう。

また、屋根の勾配が緩やかすぎると太陽光パネル自体を設置できない可能性もあるため、新築時は施工業者に確認しておきましょう。

家のデザインにこだわりたい人

屋根1面のシンプルな構造である片流れ屋根は、面数の多い屋根に比べてすっきりとした外観に仕上げやすい点が特徴です。

高い費用をかけずにモダンな印象を演出できるため、昨今増加しつつある平屋との相性もぴったりです。

また、屋根のない面は外壁の高さを延長できるため、より高い位置に窓を設けることで洗練されたデザインとともに効率的な採光も実現できます。

以上の点から、住宅の機能性とデザイン、どちらもこだわりたい人に片流れ屋根はぴったりといえるでしょう。

片流れ屋根で後悔しないための対策

片流れ屋根を採用して後悔しないための対策は、以下の3つです。

  • 軒部分を透湿ルーフィングで覆う
  • 換気性能を向上させる
  • 屋根と外壁の接合部分を小まめに点検する

適切な加工とメンテナンスの実施で、片流れ屋根の家を雨漏りから守りましょう。

軒部分を透湿ルーフィングで覆う

片流れ屋根で雨漏りが起こりやすいのは、棟部分をはじめとする屋根材の隙間から雨水が侵入してしまうためです。

片流れ屋根の雨漏り対策としてポピュラーなものの一つが、透湿ルーフィングの設置です。

透湿ルーフィングとは防水シートの一種です。棟から軒先にかけてすっぽりと覆うような形で、野地板(屋根の下地)と瓦の間に貼られます。

名前の通り、水蒸気(湿気)は通すが液体の水は通さない特殊な防水シートであるため、換気機能に影響しない点がメリットです。

透湿ルーフィングで隙間を覆うことで雨水の侵入経路を塞ぎ、雨漏りを防げるようになります。

換気性能を向上させる

屋根内の換気が不十分だと、結露などによって構造材が劣化し、その結果として雨漏りが発生する場合があります。

このようなケースを防ぐために、屋根内部における換気性能を上げることも大切です。

換気性能を向上させる方法としては、高い方の壁側や棟、軒裏への換気口の追加などが挙げられます。

屋根と外壁の接合部分を小まめに点検する

片流れ屋根では、屋根と外壁の接合部分から雨水が入り込んでしまうケースも少なくありません。

したがって、屋根と外壁の接合部分に劣化がないか定期的に確認し、適切にメンテナンスすることが大切です。

小さな隙間であれば、シーリング(コーキング)で対処可能な場合もあります。ただし高所での作業は危険が伴うため、専門業者に依頼しましょう。

雨漏り箇所のセルフチェック方法については、以下の記事もご覧ください。

リズムペイントは、藤沢市・鎌倉市・逗子市密着のリフォーム会社です。雨漏り修理や雨樋交換といったリフォームをご検討されている方は、ぜひお気軽に無料お見積りをご利用ください。

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まとめ|片流れの屋根は雨漏りしやすい!小まめにメンテナンスしよう

片流れ屋根は、洗練された外観や太陽光パネルの設置のしやすさから、近年人気が高まっている屋根の一つです。

シンプルな構造で施工費用を抑えやすい点がメリットである一方、他の屋根に比べて雨漏りしやすいリスクを抱えています。

雨漏りを防ぐためには、透湿ルーフィングの設置や換気口の追加のほか、屋根と外壁部分の定期的なメンテナンスの実施がカギといえるでしょう。

片流れ屋根の施工や、導入後のメンテナンス実施にあたっては、ぜひ本記事を参考になさってください。

なお、ご自身でのメンテナンスが難しい場合は、お近くの専門業者に依頼するのがおすすめです。

家のメンテナンスを依頼する業者の選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

弊社「リズムペイント」では鎌倉・逗子・藤沢エリアを中心に、屋根のリフォームや雨漏り修理を行っています。無料の屋根診断も承っておりますので、片流れ屋根ならではのトラブルはぜひお気軽にご相談ください。

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片流れ屋根の雨漏りに関するよくある質問

片流れ屋根のガルバリウム鋼板は劣化する?

屋根材の中でも耐久性の高さで知られるガルバリウム鋼板ですが、経年劣化は避けられず、特に海沿いや工業地帯では劣化が進行しやすい傾向にあります。

そのため、片流れ屋根であるか否かにかかわらず、水をかけて汚れを落とす、塗り替えや葺き替えをするといった定期的なメンテナンスが必要です。

片流れ屋根の「北下がり」とはどのようなデザインですか?

片流れ屋根の「北下がり」とは、屋根の傾斜が北側に向かって下がっているデザインのことです。北側斜線制限などの法的規制をクリアするために採用するケースが多くあります。

北下がりの注意点は、屋根面に日が当たりにくいため太陽光発電の発電効率が悪くなる点です。また、北面と南面の温度差により、屋根内部の野地板に結露が発生しやすく、木材の腐食リスクが高い点も注意が必要です。

これらのリスクは、「野地面通気」や「透湿ルーフィング」と呼ばれる施工で対策できます。また、通常の片流れ屋根同様、定期的なメンテナンスも大切です。

平屋で片流れ屋根にするデメリットは?

平屋は屋根面積が大きくなる分、片流れ屋根にすると一方向に雨水や雪が集中しやすい点に注意が必要です。

平屋と片流れ屋根の相性は非常に良く、デザイン性とコストカットを両立できるのがメリットです。天井を高くして開放感を出せる点も人気の理由といえます。

平屋で片流れ屋根を採用するときは、雨樋を大型のものにする、軒を深くして外壁を守るなど、設計段階で雨漏り対策を検討しましょう。

この記事を書いた人

石田 雄二のアバター 石田 雄二 株式会社ユウジニアス 代表取締役

リズムペイント(株式会社ユウジニアス)の代表取締役。湘南生まれ湘南育ちの職人社長。昭和49年生まれで、高校卒業後から鉄骨塗装、21歳より建築塗装に携わり始め、今も塗装の仕事を行い続けている。1級塗装技能士をはじめとした塗装に関する資格を10個持っている塗装のプロフェッショナル。

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