「ベランダの防水、そろそろ限界かもしれない……」
「でも、どこに相談すればいいのか分からない……」
防水工事を検討し始めると、決め手がなくこのように悩んでしまう方も少なくないのではないでしょうか。
本記事では、防水工事を依頼できる4種類の業者それぞれの特徴と費用の違い、そして依頼先を選ぶ際に必ず確認したいチェックポイントを解説します。
読み終える頃には、ご自身の状況に合った依頼先を自信を持って選べるようになります。
防水工事の依頼先は4種類|どこに頼むかは特徴で選ぶ
防水工事を依頼できる先は、大きく分けて4種類あります。
- ハウスメーカー・工務店
- リフォーム会社
- 外壁塗装会社(自社施工)
- 防水専門会社
どこに頼むかによって費用・対応できる工法の幅・施工品質が変わるため、まずは全体像を把握しておきましょう。
①ハウスメーカー・工務店
新築時の構造や図面を保有しており、特殊な工法にも対応しやすいのが強みです。また長期保証の継続条件として「指定業者での施工」が必要なケースでは、実質的にハウスメーカーへの依頼が前提となる場合もあります。
ただし防水の施工自体は提携している防水業者が担うことが多く、工法の選択肢が限られることもあります。保証の継続と費用・工法の自由度のどちらを優先するかを整理した上で検討しましょう。
②リフォーム会社
外壁・屋内リフォーム・水回りなど、防水以外の工事もまとめて相談できるのが最大の利点です。
一方、防水を専業としていない会社の場合は外部の防水業者に施工を委託するケースが多く、現地調査での劣化診断の精度や工法選定の根拠説明が、専門会社に比べて不十分になることがあります。
防水工事のついでに他の改修もまとめて依頼したい方には有力な選択肢ですが、防水を主目的とする場合は専門性の確認が必要です。
③外壁塗装会社


営業から現地調査、施工まで自社の職人が対応するのが特徴です。中間マージンが発生しにくく、外壁や屋根の塗装と同時に防水工事を行うことで、足場代を1回分に抑えられるメリットもあります。
塗膜防水(ウレタン防水など)の技術力が高い会社が多い一方、シート防水やアスファルト防水といった高度な工法については実績が乏しく対応できないケースもあるため、事前の確認が必要です。


なお、リズムペイントは一級塗装技能士・一級ウレタン防水施工技能士などの国家資格を持つ職人が在籍しており、25年以上の実績があります。鎌倉市・藤沢市・逗子市付近でのご相談を承っているので、ぜひお気軽にご相談ください。
④防水専門会社
屋上やベランダ、地下室などあらゆる防水工法に精通したプロフェッショナルです。
中間マージンが発生せず費用対効果は最も高くなりやすい一方で、会社数自体が少なく、主な取引先がゼネコンなどの法人(BtoB)であるケースも多いため、個人が見つけて直接依頼するのが難しい場合があります。
| 項目 | ハウスメーカー・工務店 | リフォーム会社 | 外壁塗装会社(自社施工) | 防水専門会社 |
|---|---|---|---|---|
| 費用水準 | 高め | 中〜高め | 中(コスパ良い) | 中(コスパ最大) |
| 中間マージン | あり | あることが多い | なし | なし |
| 対応できる工法の幅 | 依頼先による | 依頼先による | 塗膜防水中心 | 全工法に対応 |
| 向いている人 | 保証継続優先 | まとめ依頼したい | 外壁塗装と同時施工したい | 大規模・特殊工法向け |


防水工事の工法にも種類がある|依頼前に知っておきたい基礎知識
防水工事には複数の工法があり、建物の形状や用途によって適した工法が異なります。
- ウレタン防水(塗膜防水)
- FRP防水
- シート防水
- アスファルト防水
依頼先によって得意な工法が異なるため、主な4つの工法の特徴を押さえておきましょう。
①ウレタン防水(塗膜防水)
液状のウレタン樹脂を塗布して継ぎ目のない防水膜を形成する工法です。
複雑な形状の屋上やベランダにも対応しやすく、戸建て住宅で最も採用されるケースが多い工法といえます。期待耐用年数は10〜13年程度が目安です。
②FRP防水
ガラス繊維を樹脂で固めて防水層を作る工法で、硬化が早く工期が短いのが特徴です。
硬度が高く歩行頻度の高いベランダに向いていますが、下地の動きに追従しにくく、ひび割れが入るリスクもあります。期待耐用年数は10〜12年程度です。
③シート防水
塩化ビニルや合成ゴムのシートを接着・固定する工法で、マンションやビルの広く平坦な屋上に多く採用されます。
工場生産されたシートを使うため品質が安定しやすい一方、複雑な形状の場所には不向きです。期待耐用年数は12〜15年程度です。
④アスファルト防水
アスファルトと防水シートを多層に重ねる工法で、水密性・耐久性が非常に高いのが特徴です。
大型マンションや商業ビルなど広大な屋上で多く採用されますが、施工中に臭気が発生するため、戸建て住宅のベランダにはあまり使われません。期待耐用年数は15〜20年程度です。
なお、防水層の表面には紫外線や摩擦から防水層本体を守る「トップコート」が塗られています。約5年ごとにトップコートを塗り替えることで、防水層そのものの寿命を延ばすことができます。
逆にトップコートのメンテナンスを怠ると、5〜7年程度でひび割れや破れが生じ、結果的に早期の全面改修が必要になるケースもあるため注意しましょう。


防水工事をどこに頼むかで費用が変わる理由
防水工事の費用は、「どこに頼むか」に加えて「どの工法を選ぶか」によっても大きく変わります。ウレタン防水・FRP防水・シート防水では、同じ施工面積でも材料費や工期が異なるため、工法が変わるだけで費用が1.5〜2倍近く異なるケースもあります。
したがって、複数の工法に対応していない業者に依頼すると、「自社が得意な工法」を前提とした見積もりを提示されることがあります。建物の状況や用途に適した工法かどうかを確認せずに選ぶと短期間で再施工が必要になるリスクもあるため、見積もり段階で工法の選定理由を説明できる業者を選ぶことが重要です。
また、ハウスメーカーやリフォーム会社を経由して防水工事を行う場合は、実際に施工する防水業者との間に中間コストが加算されます。
外壁塗装とタイミングを合わせて同時施工にすると、足場設置・解体費用(15万〜25万円程度)を1回分に圧縮できるので、防水工事のみを単独で依頼するよりトータルで費用を抑えやすくなります。
防水工事を頼む業者を見極める5つのチェックポイント
依頼先の種類を決めたあとは、個別の業者が信頼できるかどうかを見極める必要があります。以下の5つのチェックポイントを契約前に必ず確認しましょう。
- 建設業許可(防水工事業)と防水施工技能士の資格を持っているか
- 現地調査で劣化状況を丁寧に確認しているか
- 見積書が「一式」ではなく下地処理まで明記されているか
- 保証・アフターフォロー体制が明確か
- 「無料点検」を名目にした強引な勧誘をしてこないか
①建設業許可(防水工事業)と防水施工技能士の資格を持っているか
1件あたりの請負金額が税込500万円以上となる防水工事を行う場合、建設業許可(防水工事業)が必須です。500万円未満の小規模な工事であれば許可がなくても施工できますが、許可の有無は会社の組織的な安定性を示す一つの指標になります。
また、厚生労働省が所管する国家検定「防水施工技能士」の保有者が在籍しているかどうかも、技術力を客観的に見極める材料になります。建設業許可番号は、国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで照合できます。
②現地調査で劣化状況を丁寧に確認しているか
図面だけを見て見積もりを作成する「手抜き現地調査」には注意が必要です。優良業者は防水層の浮きや破れ、ドレン(排水口)の詰まりなどを目視・触診で確認し、必要に応じて散水調査なども行います。
現地調査に十分な時間をかけているかどうかは、業者の姿勢を見極める分かりやすい基準です。
③見積書が「一式」ではなく下地処理まで明記されているか
「防水工事一式」としか記載のない見積書は要注意です。既存の防水層を除去するケレン作業や高圧洗浄、プライマー塗布といった下地処理の工程がそれぞれ個別の項目として記載されているかを確認しましょう。
下地処理を省略する業者は、施工後数年でシートの浮きや塗膜の剥離を引き起こすリスクが高くなります。


④保証・アフターフォロー体制が明確か
防水工事は施工直後に不具合が見えにくく、数年後に劣化サインとして現れることが多い工事です。保証年数や、定期点検の有無を契約前に確認しておきましょう。
業者のサイトを見る・直接聞く・口コミを見るなどして、必ず情報を取得しておくのがおすすめです。
なお、保証・アフターフォローは地域に根づいた企業を選ぶのもひとつです。例えば「リズムペイント」は鎌倉・藤沢・逗子付近で25年以上続いてる地域密着のリフォーム企業です。
アフターフォローを重視したい方は、お気軽にご相談ください。
⑤「無料点検」を名目にした強引な勧誘をしてこないか
「近くで工事しているのですが、屋根の防水が浮いていますよ」といった声かけで無料点検を持ちかけ、不安を煽って契約を急がせる訪問業者には注意が必要です。
契約書面を受け取った日から8日以内であれば、理由を問わずクーリング・オフが可能です。自発的にクーリング・オフの説明をしない業者や、契約を急かす業者は避けましょう。
迷ったときは消費者ホットライン「188(いやや!)」に電話すれば、最寄りの消費生活センターにつながります。契約前の見積書チェックには、一級建築士が無料で査定してくれる「住まいるダイヤル(0570-016-100)」も活用できます。
まとめ|防水工事はどこに頼むべきかは費用や対応工法・信頼性で選ぼう
費用対効果を重視するなら、中間マージンの発生しない自社施工の会社が有力な選択肢です。特に外壁塗装のタイミングが近い場合は、塗装と防水を同時に依頼することで足場代を抑えられるメリットもあります。
一方、新築時の保証を継続したい場合は、ハウスメーカーに依頼することにも合理性があります。 自分にあったほうを選んでみましょう。
なお、リズムペイントは25年以上続く企業で、一級塗装技能士・一級ウレタン防水施工技能士が在籍する自社施工型の専門店です。営業から施工まで直接雇用の職人が担当し、鎌倉市・藤沢市・逗子市を中心に累計1,000棟以上の施工実績を積み重ねてきました。
まずは無料相談・お見積もりから、お気軽にお問い合わせください。
Q1.防水工事は外壁塗装と同時にやるべきですか?
足場代を1回分にまとめられるため、外壁塗装の時期が近い場合は同時施工がおすすめです。
ただし防水層の劣化が先行している場合は、外壁塗装を待たずに先行して防水工事だけを行うべきケースもあります。
Q2.防水専門会社は個人でも探せますか?
主な取引先が法人(ゼネコン等)であるケースが多く、知名度が低いため個人が直接探すのは難しい場合があります。
業界団体のポータルサイトなどを利用する方法もありますが、外壁塗装と合わせて依頼できる地元の専門店に相談する方が手軽です。
Q3.「無料点検」と言われたら断るべきですか?
訪問での無料点検すべてが悪質というわけではありませんが、その場で契約を急かされる場合は注意が必要です。
一度持ち帰って複数社の見積もりを比較し、冷静に判断することをおすすめします。










