「経年劣化による外塗塗装は火災保険の対象になる?」と疑問に思っていませんか。
外壁塗装は費用が高額になることも多く、少しでも自己負担を抑える方法を知りたい人も多いかもしれません。
結論からいえば、経年劣化による外壁塗装は火災保険の対象外です。
この記事では、外壁塗装が火災保険の対象となる条件や費用を抑える方法などを解説します。
なるべく費用を抑えて外壁塗装を行いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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【結論】経年劣化による外壁塗装は火災保険の対象外
結論、経年劣化による外壁塗装は火災保険の対象外です。
火災保険は飛来物の衝突や風災、落雷などの偶発的な事故による損害を補償するもので、日々の紫外線や雨風の影響による損傷は対象外とされています。
外壁の塗膜剥がれやコーキング材のひび割れなどは基本的に経年劣化(年月の経過によって自然に進行する劣化)とみなされます。よって保険金も支払われないケースがほとんどです。
原則として、経年劣化による修繕は自己負担である点を理解した上で、保険が使えるケースとの違いを正しく把握しておきましょう。
外壁塗装が火災保険の対象となる4つの条件
外壁塗装に火災保険を使うには、以下の4つの条件を満たしている必要があります。
- 偶発的な事故による損害であること
- 加入している火災保険の補償範囲であること
- 損害が発生してから3年以内であること
- 補修費用が火災保険の免責金額を上回ること
上記すべてに当てはまれば補償の対象となる可能性があるため、それぞれの内容をしっかり把握しておきましょう。
偶発的な事故による損害であること
火災保険の対象となるのは、「偶発的な事故」による損害です。
具体的には以下のような自然災害が該当します。
火災保険の対象となる自然災害 | 外壁への損害例 |
---|---|
風災 | 強風による外壁の破損や飛来物の衝突 |
雹(ひょう)災 | 雹による外壁のへこみやキズ |
雪災 | 凍害による外壁のひび割れや塗膜のはがれ |
ただし、地震や噴火、津波による損害は火災保険の対象外です。これらの被害に備えるには地震保険に加入する必要があります。
また、損害保険の請求に罹災証明書は原則不要とされていますが、保険会社によっては提出が求められるケースもあるため、保険金を請求する前に確認しておきましょう。
加入している火災保険の補償範囲であること
火災保険にはいくつか種類があり、それぞれ補償される災害の内容が異なります。
保険の種類 | 補償される主な災害 |
---|---|
住宅火災保険 | 火災、風災、雹災、雪災、爆発、落雷など |
住宅総合保険 | 住宅火災保険の範囲+飛来物の衝突、水害など |
オールリスクタイプ | 住宅総合保険の範囲+広範囲をカバー(保険会社により名称や補償範囲は異なる) |
住宅火災保険は水害が対象外のため注意が必要です。
たとえば、豪雨や川の氾濫により外壁に損害が出た場合、住宅火災保険では補償範囲外となり、保険を使った外壁塗装ができない可能性があります。
損害が発生したあとに慌てることのないよう、事前にご自身が加入している保険の種類を確認しておきましょう。
損害が発生してから3年以内であること
火災保険は、損害が発生してから原則3年以内に請求する必要があります。
時間の経過とともに損傷部分が変化し、自然災害による損害だと証明しづらくなるためです。
自然災害による損害が発生した際には、できるだけ早めに保険会社へ相談することをおすすめします。
また、すでに外壁塗装を行っている場合でも、さかのぼって保険金を請求できる可能性があります。
施工前後の写真や施工業者の見積書などがある場合は、保険会社に問い合わせてみましょう。
補修費用が火災保険の免責金額を上回ること
火災保険には、損害が発生した場合に契約者が一定額を自己負担する「免責金額」があらかじめ設定されています。
これは、小さな損害を保険の対象外とするための仕組みで、補修費用が免責金額を上回らない場合は保険の対象外となります。
免責金額が10万円に設定されているケースは以下のとおりです。
補修費用が7万円 : 火災保険の対象外
補修費用が30万円 : 免責金額を差し引いた20万円が保険金として支払われる
このように、実際の補修費用が免責金額を上回らないと、火災保険の補償が受けられません。
火災保険を利用して外壁塗装を行いたいと考えている方は、ご自身の契約で設定されている免責金額を確認しておきましょう。
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外壁塗装にかかる費用は約90万円
外壁塗装にかかる費用は、一般的な戸建て住宅で約90万円です。
実際の金額は、建物の延床面積や塗料の種類などによって変動します。
外壁塗装費の具体的な計算方法については以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
参考:総務省|小売物価統計調査(動向編)_2024.03~2025.03
火災保険以外で外壁塗装の費用を抑える方法3選
火災保険以外で外壁塗装の費用を抑える方法は、主に3つあります。
- 助成金を活用する
- 地元の塗装業者に依頼する
- 複数業者に見積依頼をする
なるべく安く外壁塗装を行えるように、本章でポイントを押さえておきましょう。
助成金を活用する
地域によっては、外壁塗装に対して助成金がもらえます。
たとえば、東京都足立区では省エネリフォーム補助金として外壁塗装費用の1/3(上限5万円)が助成されます。(令和7年4月11日より受付開始)
お住まいの地域でも同様の助成制度が設けられている可能性があるため、こまめにチェックすると良いでしょう。
なお、このような助成金制度には件数に限りがあるケースがほとんどです。外壁塗装を検討している方は早めの申請をおすすめします。
地元の塗装業者に依頼する
住宅メーカーに外壁塗装を依頼した場合、下請け業者が塗装工事を行うのが一般的です。
一方で、地元の塗装業者に直接依頼すると、中間マージンが発生せずコストが抑えられる可能性があります。
外壁塗装を依頼する際には、ホームページなどで自社施工かどうかを事前に確認しておくと安心です。
複数業者に見積依頼をする
外壁塗装の費用やサービス内容は、業者によって大きく異なることがあります。
そのため、複数業者に見積依頼をして内容を比較する「相見積もり」がおすすめです。
相見積もりを行えば、適正価格かどうかを判断しやすくなり、提案内容も比較できます。
しかし、塗料の種類によっては費用が変動するため、なるべく同じ条件で見積依頼しましょう。
まとめ|経年劣化による外壁塗装は火災保険の対象外!助成金などを活用して自己負担額を抑えよう
経年劣化による外壁塗装は火災保険の対象外ですが、自然災害による損害であれば保険が適用される可能性があります。
補償を受けるには条件があるため、ご自身が加入している保険の内容をしっかり把握しておくことが大切です。
保険が適用されない場合でも、費用を抑える方法を取り入れ、なるべくお得に外壁塗装を行いましょう。
鎌倉市・藤沢市・逗子市にお住まいで外壁塗装を検討されている方は、ぜひリズムペイントにお任せください。
弊社は地域密着で塗装工事を行っており、定期点検やアフターメンテナンスを徹底しています。
塗装の国家資格である「一級塗装技能士」が多数在籍しているため、技術面でも安心です。
お見積りは無料ですので、外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談いただければ幸いです。
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経年劣化による外壁塗装についてよくある質問
外壁のサイディング修理では火災保険の対象になりますか?
経年劣化による外壁のサイディング修理は、火災保険の対象外です。
火災保険で補償されるのは、火災や落雷、爆発などの偶発的な事故による損害に限られます。
保険の種類によっては、豪雨や浸水などの水害が補償されないこともあるため、ご自身の契約内容を事前に確認しておきましょう。
なお、地震や噴火、津波による外壁の損傷は地震保険の範囲となるので、より手厚い補償を受けたい場合は、火災保険に加えて地震保険への加入をおすすめします。
外壁塗装を20年しないとどうなりますか?
外壁塗装を20年していない場合、カビやひび割れ、チョーキングなどの劣化症状が発生している可能性があります。
これらの劣化サインを放置すると、外壁材の内部まで劣化が進行し、雨漏りや内部の腐食などが起こるリスクも高まります。
結果として、塗装だけでは対処できず、大規模な修繕が必要になることもあるでしょう。
被害が拡大する前に外壁塗装を行い、将来的な費用負担を抑えることが重要です。
外壁の劣化サインや塗装の目安時期については、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。