「軒樋から雨水が溢れて外壁を汚してる…」
「業者を調べたら何種類も出てきて、どこに頼めばいいか分からない。」
このように悩まれている方も少なくないのではないでしょうか。
雨樋修理は依頼先によって費用が数倍変わる工事です。とくに2階以上は足場代が総額の半分以上を占めるので、業者選びと同じくらい「いつ・何と一緒に直すか」の判断が結果を左右します。
本記事では、雨樋修理を依頼できる5つの業者の違いと、費用を最も抑えられる依頼タイミングを解説します。悪徳業者を避けるチェックポイントも合わせて、鎌倉・藤沢・逗子で25年以上外壁塗装と雨樋工事を手がけてきた立場からお伝えします。
読み終えるころには、余分な費用を払わずに雨樋を直す道筋がはっきり見えるはずです。
>雨樋修理をどこに頼むべきかすぐに知りたい方はここをタップ<
雨樋の破損を放置するとどうなる?家を蝕む4つの二次被害


「たかが雨樋」と修理を後回しにすると、数万円で済んだはずの工事が数百万円規模の大改修に膨らみます。雨樋は「屋根から集めた雨水を、外壁や基礎に触れさせずに地上へ流す」という家の防水最前線を担う部位だからです。
放置で起こる主な被害は次の4つです。
- 外壁の汚染・塗膜劣化・ひび割れ
- 破風板・軒天の腐食と雨樋の脱落
- 天井裏〜室内への雨漏り波及
- 基礎まわりの湿気滞留とシロアリ発生
軒樋から溢れた雨水が外壁を伝い続けると、塗膜が劣化してカビ・コケが繁殖し、サイディングやモルタルのひび割れにつながります。さらに雨水が破風板や軒天に染み込むと、木部が腐食して雨樋の支持金具ごと脱落する危険も高まるでしょう。
被害が屋根裏や基礎まで進行すると、雨漏り修理・外壁改修・シロアリ駆除が同時発生する事態になりかねません。数万円の初期修理を放置した結果、100万円超の大改修になった事例は珍しくありません。気づいた段階で早めに専門家へ相談するのが賢明です。


雨樋修理はどこに頼む?主な依頼先5選と特徴の比較


雨樋修理を頼める先は主に5種類あります。ただし雨樋は本来「建築板金」という金属加工の専門領域なので、外壁塗装や雨漏り修理とは”格付け”の順序が変わります。
- 屋根・建築板金の専門業者
- 外壁塗装業者
- ハウスメーカー・大手リフォーム会社
- 地域の工務店
- ホームセンター・便利屋
まずは各依頼先の特徴と、どんな人に向いているかを整理しておきましょう。
①屋根・建築板金の専門業者(技術と価格のバランスが最良)
雨樋工事の”本業”にあたる依頼先です。雨樋はもともと金属板を折り曲げて排水路を作る「建築板金」の技術領域から発展してきました。そのため屋根・板金の専門業者が最も高い専門性を持っています。
雨樋の機能を決めるのは、雨水を集水器まで流すための数mm単位の水勾配(傾き)と、部材ごとの正しい接合・金具固定です。専門業者は自社職人が直接施工するので中間マージンが発生せず、費用を抑えやすく施工品質も安定します。
一方でホームページだけでは悪徳業者との見分けがつきにくく、自分で信頼できる会社を選ぶ目が必要になります。
②外壁塗装業者(足場を共有できる同時施工に強い)
雨樋単体で見ると専門ではありませんが、外壁塗装工事のタイミングで一緒に雨樋を交換すれば、足場代がまるごと浮くという大きな経済的メリットがあります。
外壁塗装業者は足場を組む工事を日常的に行うので、雨樋交換と外壁塗装をワンストップで対応できる会社も多いです。塗装のついでに雨樋の色まで統一できる点も、見た目の仕上がりで有利になります。
弊社リズムペイントは外壁塗装と雨樋交換を同じ工程で対応しており、鎌倉・藤沢・逗子で”足場代を無駄にしない”見積もりを25年提案してきました。外壁塗装のタイミングが近い方は、ぜひお気軽にご相談ください。
③ハウスメーカー・大手リフォーム会社(保証継続を優先する人向け)
家を建てたメーカーは建物の図面や仕様データを保有しているため、特殊な構造でもスムーズに調査が進みます。長期保証の継続条件として、指定業者による工事を求められるケースもあるでしょう。
一方で実際の施工は下請けの板金業者や塗装業者に委託されることが多く、中間マージンが上乗せされて費用は相場の1.5倍前後になりがちです。保証継続を最優先する方や、費用より手厚いサポートを重視する方に向いています。
④地域の工務店(家全体をまとめて相談したい人向け)
工務店は住宅建築全般に対応するので、雨樋修理単体だけでなく外壁・屋根・内装なども含めて相談できるのが強みです。地域密着で相場感も把握しています。
ただし雨樋工事は多くの場合、板金業者や塗装業者へ再委託されるため、中間マージンは発生します。家全体のリフォームを検討していて窓口を一本化したい方に向いた選択肢です。
⑤ホームセンター・便利屋(軽微な作業向け)
カインズやコメリなどのホームセンター、または便利屋は、買い物のついでに相談できる手軽さが魅力です。落ち葉の詰まり除去や1階部分の部品交換など、軽微な作業なら実用範囲に入ります。
一方で施工は提携業者に委託される仕組みで、職人を選べず中間マージンも発生します。部分交換以上の本格的な工事や2階以上の作業には不向きです。
5つの依頼先を一覧比較
| 項目 | 屋根・板金業者 | 外壁塗装業者 | ハウスメーカー | 工務店 | ホームセンター |
|---|---|---|---|---|---|
| 専門性 | ◎(本業) | ○(同時施工強) | △(下請け依存) | △(下請け依存) | △(提携委託) |
| 中間マージン | なし | 会社による | あり | あることが多い | あり |
| 費用水準 | 適正〜安価 | 同時なら足場代分お得 | 相場の約1.5倍 | 中〜やや高め | 中程度 |
| 対応スピード | 早い | 中〜早い | 遅い | 中 | 中 |
| 向いている人 | 費用対効果重視 | 外壁塗装が近い | 保証継続優先 | 家全体まとめたい | 軽微な詰まりのみ |
結論として、技術と価格のバランスなら「屋根・建築板金の専門業者」、外壁塗装のタイミングが5年以内なら「外壁塗装業者との同時施工」が最有力の2択になります。
雨樋修理の費用相場|作業規模別の目安
雨樋修理の費用は、作業規模と建物の高さで大きく変わります。相場を知っておくと、業者見積もりの妥当性を判断しやすくなるので、依頼前に把握しておきましょう。
作業規模ごとの費用相場は次のとおりです。
| 作業内容 | 費用相場(足場代除く) | 作業時間 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| 掃除・詰まり解消 | 3,000〜30,000円 | 半日程度 | 落ち葉・泥・コケの除去、集水器の開通 |
| 部分補修・継ぎ目修理 | 5,000〜50,000円 | 数時間〜半日 | ひび割れのコーキング、継ぎ目の補修 |
| 部分交換(パーツ単位) | 10,000〜100,000円 | 半日〜1日 | 軒樋・縦樋の部分交換、支持金具の交換 |
| 全体交換・大規模取替 | 150,000〜700,000円 | 1〜3日 | 既存雨樋の全面撤去、新設樋の取り付け |
ここで最も注意したいのが、上記はあくまで足場代を含まない目安という点です。2階以上の工事では、建物の外周と高さに応じて別途10〜25万円の足場設置費が加算されます。
たとえば2階の軒樋を数メートル交換するだけの数万円工事でも、足場代が上乗せされることで総額が跳ね上がります。この足場代の扱いこそが、次のセクションで解説する”損しないための最重要ポイント”です。


雨樋修理で損しないために知っておくべき3つのこと
業者選びの前に、費用構造・DIYの限界・悪徳業者の見分け方の3点を押さえておくと、余分な出費やトラブルを避けられます。とくに1つ目の足場代の扱いは、数十万円単位で総額を左右する重要ポイントです。
- 足場代を無駄にしない:外壁塗装や屋根工事との同時施工が正解
- DIYは1階の軽微補修まで:2階以上や交換工事は絶対プロへ
- 「火災保険で無料」は危険信号:訪問販売の典型手口
足場代を無駄にしない:外壁塗装や屋根工事との同時施工が正解


雨樋修理でもっとも見落とされがちなのが足場代です。2階以上の工事では労働安全衛生の観点から仮設足場の設置が原則となり、10〜25万円の費用が別途発生します。
数メートルの軒樋交換なら本体工事は数万円で済むのに、足場代が総工費の50〜80%を占めるケースが起こります。単独発注では、どうしてもこの経済的な非効率から逃れられません。
そこで有効なのが、外壁塗装や屋根葺き替えなど、もともと足場を必要とする工事と時期を合わせて同時施工することです。1回の足場設置で複数の工事を済ませれば、足場代を各工事で共有でき、実質的にゼロコスト化できます。
外壁塗装の周期は10〜15年が一般的です。雨樋の劣化が進んできたら、次の外壁塗装のタイミングに合わせて交換を組み込むのが最もコスパの良い選択になります。
弊社リズムペイントは外壁塗装と雨樋交換を同じ現場で対応できるので、足場代を無駄にしない見積もりが可能です。鎌倉・藤沢・逗子エリアで検討中の方は、まずは無料相談からご利用ください。
DIYは1階の軽微補修まで:2階以上や交換工事は絶対プロへ
雨樋修理はホームセンターで材料が揃うので、DIYで済ませたくなる方もいるでしょう。ただし対応可能な範囲は限られており、無理をすると事故や再発リスクにつながります。
DIYで対応可能な範囲とプロに任せるべきラインは次のとおりです。
| 作業内容 | DIYの可否 |
|---|---|
| 1階部分の落ち葉・詰まり除去 | 可(下からトングで対応) |
| 軽微なひび割れのコーキング補修 | 可(手が届く低い位置のみ) |
| アルミテープでの穴ふさぎ | 可(応急処置レベル) |
| 2階以上の作業全般 | 不可(転落事故のリスク) |
| 部材の交換・金具固定 | 不可(水勾配の再調整が必要) |
| 全体交換・大規模修理 | 不可(専門技術と足場が必要) |
とくに2階以上の作業は、濡れた屋根や脚立での転落事故が毎年報告されています。また、部材交換は数mm単位の水勾配を再現できないと、修理直後は問題なくても数か月で雨水が溜まって再発するのが実情です。結果的にプロへ再依頼となり、費用が二重にかかるケースが多いので、交換工事は最初から専門業者に任せるのが安全でしょう。
「火災保険で無料」は危険信号:訪問販売の典型手口
台風や大雨のあとに「火災保険を使えば自己負担ゼロで直せる」と持ちかけてくる訪問販売業者がいます。これは消費者庁や国民生活センターから繰り返し注意喚起が出ている典型的な悪質商法です。
火災保険が適用されるのは、自然災害による突発的な破損のみで、経年劣化や設置不良による破損は対象外です。「経年劣化を災害扱いで申請すれば下りる」と唆す業者もいますが、虚偽の理由で保険金を請求する行為は詐欺罪(刑法246条)に該当する可能性があり、契約者本人が法的責任を問われるリスクを抱えます。
さらに保険金の30〜50%を成功報酬として請求されたり、契約解除時に高額な違約金を要求されたりと、金銭トラブルへ発展する事例が多発しています。
もし訪問販売で強引に契約を結んでしまっても、契約書面を受領した日から8日以内であれば、特定商取引法に基づくクーリング・オフで無条件解除が可能です。不安な勧誘に遭った際は、以下の公的窓口へ相談してください。
| 窓口 | 電話番号 | 概要 |
|---|---|---|
| 消費者ホットライン | 188 | 最寄りの消費生活センターへ接続 |
| 住まいるダイヤル | 0570-016-100 | 国土交通大臣指定の住宅リフォーム紛争処理支援センター |
| 保険金不正請求相談ダイヤル | 0120-309-444 | 日本損害保険協会の悪質商法専用窓口 |


失敗しない雨樋修理業者を見極める5つのチェックポイント
依頼先の類型を絞ったら、次は個別の業者が信頼できるかどうかを見極めます。契約前に必ず確認したいのは、次の5点です。
- 建設業許可(屋根工事業・板金工事業)を保有しているか
- 自社職人による直接施工か
- 見積書に部材名・数量・単価が明記されているか
- 現地調査で写真やドローンを使って説明してくれるか
- 「足場が必要かどうか」を最初に説明してくれるか
①建設業許可(屋根工事業・板金工事業)を保有しているか
500万円未満の軽微な工事には建設業許可の取得義務はありません。ただし許可を保有している業者は、経営基盤・技術者在籍・実務経験について行政の審査を通過しており、信頼度の客観的な指標になります。
雨樋工事に関連する許可業種は「屋根工事業」または「板金工事業」です。会社ホームページや見積書に許可番号の記載があるか確認し、国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で照合できます。
②自社職人による直接施工か
受付から現地調査、施工管理、アフター対応まで、自社雇用の職人が担当する会社は中間マージンが発生せず、適正価格を提示できます。
さらに施工指示が現場まで直接届くので、伝達ミスによる施工不良が起こりにくい体制です。「うちは自社施工です」と言われても、実際に担当する職人が正社員か外注かは事前に確認しておきましょう。
③見積書に部材名・数量・単価が明記されているか
「工事一式 ○○万円」とだけ記載された見積書は要注意です。使用する雨樋のメーカー名・品番、交換メートル数、支持金具の個数、コーキング材の使用量、廃材処分費までが個別に明記されているのが優良業者の見積書といえます。
見積書の透明性が低いと、後日「追加部材が必要でした」と請求額を吊り上げられるリスクがあります。
④現地調査で写真やドローンを使って説明してくれるか
雨樋の破損状況は屋根の上まで登らないと確認できない部位です。優良業者は高所カメラやドローンで撮影した写真を使い、破損箇所と修理の必要性を視覚的に説明します。
「見積もりだけ出しますね」で現地調査を省略する業者や、屋根に登った内容を口頭説明だけで済ませる業者は避けたほうが無難でしょう。
⑤「足場が必要かどうか」を最初に説明してくれるか
これは雨樋修理特有のチェックポイントです。足場の要不要は総額を数十万円単位で左右する要素なので、最初の見積もり段階で明示してくれる業者は信頼できます。
はしごや脚立で対応できる作業なのに、当たり前のように足場代を積んでくる業者は、そもそも施主の負担を最小化する意識が薄い可能性があります。
まとめ|雨樋修理は「板金の腕」と「足場のタイミング」で選ぼう
雨樋修理の依頼先選びは、技術面と経済面の2軸で判断するとシンプルです。
- 技術面:雨樋は本来「建築板金」の領域なので、屋根・板金の専門業者が第一候補
- 経済面:2階以上なら外壁塗装や屋根工事との同時施工で足場代を丸ごと削減
- 判断に迷ったら:足場の要不要を最初に説明してくれる業者は信頼できる
雨樋の破損は放置するほど二次被害が広がり、費用が数十倍に膨らむリスクを抱えます。少しでも異変を感じたら、早めに信頼できる専門業者へ相談してください。
鎌倉・藤沢・逗子エリアで外壁塗装と雨樋修理をまとめて検討したい方は、リズムペイントにお気軽にご相談ください。ドローン診断による現状確認から見積もりまで、すべて無料で対応しています。
雨樋修理の依頼先に関するよくある質問
Q1.雨樋修理はどこで頼めばいいですか?
技術と価格のバランスなら「屋根・建築板金の専門業者」、外壁塗装のタイミングが近ければ「外壁塗装業者との同時施工」の2択がおすすめです。ハウスメーカーは費用が相場の1.5倍前後になりやすく、ホームセンターや便利屋は軽微な作業向けと考えてください。
Q2.雨樋の修理の相場はいくらですか?
作業規模により、掃除で3,000〜30,000円、部分交換で1〜10万円、全体交換で15〜70万円が目安です。ただしこれは足場代を含まない金額で、2階以上の工事では別途10〜25万円の足場設置費が加算されます。
Q3.雨樋修理は足場なしでもできますか?
1階部分の掃除や軽微な補修であれば、脚立やはしごで対応可能です。ただし2階以上の作業や部材交換は労働安全衛生法の観点から足場設置が原則となります。足場代を節約したい場合は、外壁塗装や屋根工事のタイミングに雨樋交換を組み込むと、足場代を各工事で共有でき実質ゼロ化できます。
Q4.雨樋修理はどんな資格を持つ業者に頼めばいいですか?
「屋根工事業」または「板金工事業」の建設業許可を保有している業者が信頼の目安です。雨樋は数mm単位の水勾配を扱う建築板金の領域なので、塗装業者や便利屋よりも板金・屋根工事の専門技術を持つ業者を優先してください。国土交通省の建設業者検索システムで許可の有無を確認できます。










