外壁塗装の契約書チェックリスト!サイン前に確認すべき項目や収入印紙についても解説

「外壁塗装の契約書にはどのような内容が記載されているの?」
「収入印紙が必要って聞いたけれどどうすればいい?」

外壁塗装の契約時、このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

外壁塗装の契約書の内容を正しく理解せずにサインしてしまうと「言った・言わない」のトラブルに発展したり、手抜き工事に気づけなかったりするリスクがあります。

契約書には、以下の5項目が明記されているか確認しましょう。

外壁塗装の契約書で確認するべき5項目
  • 工事内容・金額
  • 工期
  • 支払い条件
  • 保証内容
  • クーリングオフに関する記載

本記事では、外壁塗装の契約時にチェックすべき項目や、収入印紙のルール、クーリングオフの方法まで分かりやすく解説します。

納得のいく塗装工事にするための判断材料として、ぜひ最後までお読みください。

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石田 雄二

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目次

外壁塗装の契約書チェックリスト5項目

外壁塗装の契約書には、以下の5項目が明記されていることを確認しましょう。

外壁塗装の契約書チェックリスト5項目
  1. 工事内容・金額
  2. 工期
  3. 支払い条件
  4. 保証内容
  5. クーリングオフに関する記載

これらはいずれも外壁塗装で失敗しないために不可欠な項目です。各項目の内容をチェックし、安全で納得のいく契約を結びましょう。

工事内容・金額|「一式」ではなく内訳があるか

外壁塗装の見積書や契約書上で、工事内容や金額が「一式」とだけ記載されている場合は注意が必要です。詳細な内訳が不明確であり、追加費用や手抜き工事などのトラブルになりかねません。

契約前に、書類上に以下の内訳の記載がされているか、細かくチェックしましょう。

契約書類で確認するべき内訳項目
  • 塗料のメーカー名・商品名
  • 塗装面積(㎡)と塗布量
  • 足場代などの付帯工事費

明確な記載があることで適正な工事の証明になり、思わぬ失敗やトラブルを回避できます。

工期|着工日と完工予定日が明記されているか

建設業法第19条では、契約書には「着工日(工事開始日)」と「完工予定日(工事終了日)」の明記が義務付けられています。

工期の記載がないと、いつまで経っても工事が始まらなかったり、無駄に工期を引き延ばされたりするトラブルに巻き込まれる可能性があります。

また、外壁塗装は天候に左右される工事です。雨天で工期が延びた場合の対応や、その際の追加費用の有無についても、契約書と一緒に渡される約款(やっかん)に記載されているか確認しておきましょう。

事前に把握しておくことで、予期せぬスケジュールの遅れにも冷静に対処できます。

支払い条件|前払い・後払いの割合とタイミング

費用の支払い条件も、見落としてはならない重要なチェックポイントです。

施行前に全額前払いを求められた場合、持ち逃げなどの被害に遭う危険性もあるため、慎重に判断する必要があります。

外壁塗装において、一般的な支払いタイミングは以下のとおりです。

外壁塗装の一般的な支払いタイミング
  • 全額完工後に支払う
  • 着工前と完工後の分割払い(例:着工前50%・完工後50%)

契約書の支払い期日や割合が、事前の説明と一致しているか確認しましょう。ご自身の資金繰りと無理なく合っているかを慎重に判断し、計画的に手続きを進めることをおすすめします。

保証内容|対象範囲と免責事項

工事完了後の不具合に備えるため、保証内容が契約書や保証書に明記されているか確認します。

外壁塗装の保証には以下の3種類が存在します。

外壁塗装における3つの保証
  • 業者が独自に設ける「自社保証」
  • 塗料メーカーによる「メーカー保証」
  • 第三者機関が補償する「第三者保証(リフォーム瑕疵保険など)」

保証内容を確認する際は、対象範囲(何が起きた時に保証されるか)や免責事項(どのような場合は保証されないか)もチェックしておきましょう。

細かい適用条件まで把握し、万が一の事態に備えることが大切です。

クーリングオフに関する内容|記載有無や手続き方法など

訪問販売などの特定条件下で契約を結んだ場合、業者側はクーリングオフについて赤字などの目立つ表記で契約書に記載する義務があります。

クーリングオフとは、特定商取引法に基づき、訪問販売や電話勧誘など、業者が自宅を訪問する形で成立した契約に適用される制度です。契約書面を受け取った日から8日以内であれば、クーリングオフ制度により、違約金なしで契約を解除できます。

外壁塗装の契約時は、クーリングオフの説明が契約書に記載されているかどうか確認し、もし記載があれば期間と手続き方法もあわせて把握しておきましょう。

外壁塗装で契約書以外にチェックすべき書類

外壁塗装の契約時には、契約書本体以外の関連書類も内容を全てチェックする必要があります。具体的には、以下5つの書類の内容を精査しておきましょう。

スクロールできます
契約書以外にチェックすべき書類の種類記載されている詳細内容発行タイミング
約款トラブル時の対応や権利義務に関する詳細なルール契約時
請負代金内訳書費用の詳細な内訳
(材料・工程別の単価・数量など)を記載した正式書類
契約時
見積書・仕様書工事の具体的な内訳や使用する塗料契約時
保証書完工後のアフターフォローや修繕条件完工後
(内容は契約前に口頭・書面で確認しておく)

なお、アフターフォローや修繕条件が記載された保証書は通常完工後に必ず受け取れますが、内容は契約時に担当者へ確認しておくことをおすすめします。

これらの内容を把握しないまま、安易に手続きを進めてはいけません。各書類にしっかりと目を通し、事前の説明と矛盾がないか照らし合わせることをおすすめします。

現在の見積書や契約書の内容に不安がある方は、弊社「リズムペイント」にご相談ください。弊社では外壁塗装の調査やお見積もりを無料で承っております。無理な営業は一切いたしませんので、お気軽にご相談ください。

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外壁塗装の契約時に用意すべきもの

外壁塗装の契約手続きをスムーズに進めるため、必要書類は事前に手元へ揃えておきましょう。当日に持ち物の不備があると、手続きが滞り、希望する着工日に間に合わなくなる可能性も考えられます。

一般的な契約手続きにおいては、以下の持ち物を必ず準備してください。

外壁塗装の契約手続きに必要な持ち物
  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
  • 印鑑(シャチハタでの押印はNG)

また、自治体の補助金を利用する場合、要件を満たさない契約後の事後申請は認められません。専用の申請書や住宅の図面などが別途必要になるため、契約前に各自治体の窓口や担当業者へ忘れずに確認しましょう。

外壁塗装の契約書に収入印紙は必要?

書面で外壁塗装の工事契約を交わす場合、印紙税法第2条により、原則として収入印紙の貼付が必要です。請負金額に応じた印紙を必ず用意してください。

一般的な外壁塗装における印紙代の目安は以下の通りです。

請負金額の範囲印紙代の目安備考
100万円以下200円軽減措置の対象外(本則税率)
100万円超〜200万円以下200円(※)軽減措置適用時
200万円超〜300万円以下500円(※)軽減措置適用時

※軽減措置は令和9年(2027年)3月31日まで適用(参考:国税庁

なお、オンラインで完結する電子契約であれば、印紙税は非課税であり収入印紙の貼付も不要です。契約にかかる費用を押さえたい場合は、電子契約に対応しているか事前に業者へ確認することをおすすめします。

外壁塗装を契約キャンセル・クーリングオフする方法

外壁塗装の契約は、一定の条件を満たせばキャンセル(クーリングオフ)が可能です。冷静に状況を整理し、適切な手続きを踏むことをおすすめします。

本章でわかること
  • クーリングオフが適用される条件
  • 自己都合キャンセルの場合の違約金
  • トラブルになりそうなら消費生活センターの窓口に相談する

クーリングオフが適用される条件

訪問販売などで契約を結んだ場合、特定商取引法により消費者の権利が手厚く守られているため、無条件で契約解除が可能です。

クーリングオフが適用される条件は以下のとおりです。

クーリングオフが適用される条件
  • 法定の契約書面受領日から起算して8日以内
  • 自ら業者に出向いて契約したケースではない

ただし、「言った・言わない」のトラブルを防ぐため、口頭のみでキャンセルを伝えてはいけません。必ず内容証明郵便やメールなど、客観的な証拠が残る確実な方法で業者へ通知してください。

自己都合キャンセルの場合の違約金

クーリングオフの期間外やご自身で店舗へ赴いた契約は、法律上の無条件解除が適用されないため、原則自己都合でのキャンセルとなります。

この場合の違約金の有無や金額については、業者が定める契約書の約款に従う必要があります。自己都合キャンセルとなるケースでは以下の内容を確認しておきましょう。

自己都合キャンセルで発生する可能性がある違約金
  • 足場手配などの実費
  • 塗料の発注費用
  • 規定の違約金

無駄な出費を避けるためにも、契約のキャンセルを決断した時点でできるだけ早めに担当の業者へ相談することをおすすめします。

トラブルになりそうなら消費生活センターの窓口に相談する

業者との話し合いで解決が難しい場合は、すみやかに消費生活センターに相談しましょう。第三者である専門の相談員が間に入り、公正な立場から適切な解決策を提示してくれます。

クーリングオフを不当に拒否されたり、法外な違約金を請求されたりしても泣き寝入りせず、迷わず公的なサポート窓口を活用しましょう。

消費者ホットライン|局番なし「188」

まとめ|納得できる契約書で、安心の外壁塗装を実現しよう

外壁塗装の契約書には専門用語や法的な取り決めが多く、ご自身だけで細かい記載漏れや不利な条件に気づくのは難しい部分も多いものです。

「手元にある契約書にこのままサインして本当に大丈夫か不安」「金額の内訳や支払い条件が適正かプロの目線で確認してほしい」とお考えの方は、別の外壁塗装専門業者へ相談することも検討しましょう。

弊社「リズムペイント」では、外壁塗装の調査やお見積もりを無料で承っております。無理な営業は一切いたしませんので、お気軽にご相談ください。

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外壁塗装の契約書に関するよくある質問

外壁塗装で、工事請負契約書がない場合どうなりますか?

書面を交わさずに外壁塗装の工事を進めてはいけません。言った・言わないの事態が起きた際、客観的な証明ができず不利になるリスクもあります。

契約書がないことで起こり得るトラブルは以下のとおりです。

契約書がないことで起こり得るトラブル
  • 依頼した塗料の色や種類と違う
  • 予期せぬ追加料金を請求される など

後になって泣き寝入りするのを避けるためにも、書面作成を拒む業者への依頼は見送ることをおすすめします。

外壁塗装の契約書に収入印紙が貼られていませんが、どうすればいいですか?

収入印紙がなくても外壁塗装の契約自体は有効です。しかし、収入印紙を貼っていない状態は印紙税法違反となり、税務調査で発覚するとペナルティが課されるリスクがあります。

もし契約書に収入印紙が貼られていないことに気づいたら、早めに担当業者へ確認しましょう。

なお、電子契約の場合は非課税となるため収入印紙は不要です。

この記事を書いた人

石田 雄二のアバター 石田 雄二 株式会社ユウジニアス 代表取締役

リズムペイント(株式会社ユウジニアス)の代表取締役。湘南生まれ湘南育ちの職人社長。昭和49年生まれで、高校卒業後から鉄骨塗装、21歳より建築塗装に携わり始め、今も塗装の仕事を行い続けている。1級塗装技能士をはじめとした塗装に関する資格を10個持っている塗装のプロフェッショナル。

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